エネルギー管理士④エントロピー
これも私にとっては非常に理解の難しい概念でした。
エントロピーは乱雑さとも言われ、以下の式で表せます。
ΔS=Q/T
S: エントロピー
Q: 熱量
T: 温度
熱量を温度で割って何をするつもりだ?意味が分かりません。
意味が分からなかったので色々と解説サイトを探して見つけたのは、統計力学ではS=k logWで表すことができるそうです。
kはボルツマン定数なので無視してOK、Wは「取りうる状態の数」らしい。
つまり、エントロピーというのは「可能性の多さ」と言ってもいいかもしれない(違うかもしれない)。
そうやって考えると、温度が高い場合は分子の取りうる可能性(乱雑さ)は増えるので、エントロピーは増大すると理解できます。
最初の式は、Qが入ってきた乱雑さ、Tが元あった乱雑さと考えると、エントロピーの差異Δがこの式になるのは何となく理解できそうでした。